コラム

2024.08.27 【不動産売却・購入】仲介手数料は高い?安い?

代表者執筆 売る 買う 仲介手数料
【不動産売却・購入】仲介手数料は高い?安い?

竹鼻不動産事務所 株式会社ふるさと不動産総研 代表の竹鼻です。
本日は、不動産屋が頂戴する仲介手数料についてお話ししようと思います。

仲介手数料は高過ぎる?安過ぎる?

先に申し上げておきますと、当事務所は仲介手数料を低価格にしたいとは思っておりません。
案件によっては、もっと貰いたいと思いますし、逆にこれは貰い過ぎじゃない?と思うことが多々あり、適正でないと感じていました。

どうしてそうなってしまうのか、これにはいくつかの理由があります。
成功報酬であるため
・仲介手数料に報酬額の上限規定があるため
・不動産業界のしきたり

一つひとつ解説していきます。

成功報酬であるため

不動産仲介業の仕事は基本的に成功報酬です。
ですので、契約に至らなければ1円たりとも頂くことができません。
100件の内覧をお手伝いしても、1週間かけて物件の詳細調査を行ってもです。

そうなると、その1件で多くの儲けを得なくては商売が成り立ちません。
1件の成約の背景には、何百ものお金にならない仕事があります。
仲介手数料を支払うお客様にとっては「これだけ?」と思う仕事も、その裏では数多の骨折り損のくたびれ儲けで埋め尽くされているのです。

仲介手数料に報酬額の上限規定があるため

仲介手数料には報酬額の上限規定があり、物件価格に一定割合を乗じて算出されます。
つまり相対的に低額な物件は仲介手数料が安くなり、高額な物件ほど仲介手数料は高くなる仕組みになっています。

ここに問題があります。
実務上の現実的な話になりますが、低額な物件ほど問題点が多く手間がかかり、高額な物件は綺麗で整っており手間がかからないことが多いのです。
仲介手数料の上限規定があるために、低額な物件で儲け損ねた分を高額な物件で回収したくなるのは、不動産業者側からすれば当然かと思います。

不動産業界のしきたり

不動産業者間では、仲介手数料は満額(上限金額)を頂戴するのが美徳とするしきたりがあります(そんなことはない、感じる同業者の方がいたらすみません…)。
また、それに異を唱える格好で、仲介手数料を無料で提供する不動産業者もいます。

私はそのどちらでもない考えでいます。
仲介手数料を満額(上限金額)で請求することが悪だとは考えていません。
頂く報酬以上のサービスを提供できたのであれば、当然満額(上限金額)を頂く権利はあると思います。

ただ、仲介手数料を無料で提供する不動産業者は悪だと思っています。
本記事の筋と異なる話になってしまうので割愛しますが、正しい商売の在り方ではないと言わざるを得ません。

当事務所の仲介手数料について

当事務所では、上記を背景に仲介手数料を定額化して提供することに至りました。
奉仕活動ではなく商売をしたいですし、求められるサービスを提供するために最低限の儲けは頂戴させてください。
ただ、それは納得感のあるものでなければいけません。
もちろん「物件を高く売却してくれるなら」「良い物件を提供してくれるなら」満額(上限金額)を支払うといったお考えのお客様なのであれば、喜んで満額(上限金額)を頂戴させていただきます。
(当然、そのほうが嬉しいです…笑)

ですので、当事務所では基本プラン(物件価格3,000万円まで)を【定額55万円(税込)〜 ※仲介手数料の規定上限金額が55万円に満たない場合はその上限金額】とし、それ以上はお客様が当事務所にどこまでのサービスを求めるかに応じて仲介手数料を取り決めさせていただいております。まずはお気軽にご相談ください。

以上です。
竹鼻不動産事務所では不動産を売りたい・買いたい方のご相談を受け付けております。
また、当事務所は【仲介手数料定額制55万円(税込)〜 ※下限価格の適用には条件あり】を導入しています。
〝不満が残らない不動産売却〟は当事務所へお任せください。
ご相談をご希望の方は、問い合わせフォームよりご連絡ください。
皆様からのお問い合わせを心よりお待ちしております。

竹鼻不動産事務所 株式会社ふるさと不動産総研
代表取締役 竹鼻 宏幸