仲介手数料は高過ぎる?安過ぎる?
先に申し上げておきますと、当事務所は仲介手数料を低価格にしたい(安売りしたい)とは考えておりません。
案件によっては、もっと貰いたいと思いますし、逆にこれは貰い過ぎじゃない?と思うことが多々あり、適正でないとは感じていました。
どうしてそうなってしまうのか、これにはいくつかの理由があります。
①成功報酬であるため
②仲介手数料に報酬額の上限規定があるため
③不動産業界のしきたり
一つひとつ解説していきます。
①成功報酬であるため
不動産仲介業の仕事は基本的に成功報酬です。
ですので、契約に至らなければ1円たりとも頂くことができません。
100件の内覧をお手伝いしても、1週間かけて物件の詳細調査を行ってもです。
そうなると、その1件で多くの儲けを得なくては商売が成り立ちません。
1件の成約の背景には、何百ものお金にならない仕事があります。
仲介手数料を支払うお客様にとっては「これだけ?」と思う仕事も、その裏では数多の骨折り損のくたびれ儲けで埋め尽くされているのです。
ただ、そのツケを仲介手数料を支払うお客様が負わなければといけないのか言われれば、当事務所は「それは違う」と思っています。
②仲介手数料に報酬額の上限規定があるため
仲介手数料には報酬額の上限規定があり、物件価格に一定割合を乗じて算出されます。
つまり相対的に低額な物件は仲介手数料が安くなり、高額な物件ほど仲介手数料は高くなる仕組みになっています。
ここに問題があります。
実務上の現実的な話になりますが、低額な物件ほど問題点が多く手間がかかり、高額な物件は綺麗で整っており手間がかからないことが多いのです。
仲介手数料の上限規定があるために、低額な物件で儲け損ねた分を高額な物件で回収したくなるのは、不動産業者側からすれば当然かと思います。
ただ、そのツケを高額な物件を売り買いするお客様が負わなければといけないのか言われれば、当事務所は「それは違う」と思っています。
③不動産業界のしきたり
不動産業者間では、仲介手数料は上限金額を頂戴するのが美徳とするしきたりがあります(そんなことはない、感じる同業者の方がいたらすみません…)。
また、それに異を唱える格好で、仲介手数料を無料で提供する不動産業者もいます。
一律で上限金額を請求するのも、サービスを無料で提供するのも違うと思っています。
仕事量に応じて、適正な報酬を頂くべきと考えているのです。
当事務所では、仲介手数料の基本料金は「物件価格の3%+6万円(税別)」としていますが、案件ごとに当事務所が適正と考える金額を算出し、お客様へご請求させていただきます。
「お客様のお役に立ち、ご満足していただいたうえで適正な報酬を頂戴したい」
その想いを胸に掲げ、日々の営業活動に邁進してまいります。

※最低料金は30万円(税別)です
※最低料金は30万円(税別)です
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