コラム

新潟市の中央に位置する新潟市江南区は、自然豊かな都市と農村が融合する街。魅力ある新潟市江南区の最新地価をもとに、区内でも人気が高いエリアを考察していきます。

新潟市江南区でマイホームを建てたいと考えている方、お持ちの不動産を売却しようか悩まれている方は必見です。

新潟市江南区の土地価格相場の最新動向

新潟市内では西蒲区以外の全ての区と接する新潟市江南区。アクセスの良さから市内中心部のベッドタウンとしても注目を集めますが、本当に住みやすい街なのでしょうか？

新潟市江南区の過去5年間の土地価格から、その実態を紐解いていきましょう。

新潟市江南区の地価は継続的に安定成長

新潟市江南区の地価は長きに渡り安定しています。その裏付けとなるのが、直近5年間（2019年〜2023年）の基準地価の変動率です。

2019年は、基準地価4万7818円/m2、坪単価15万8076円/坪でしたが、最新基準地価は、平均5万0036円/m2（2023年）、坪単価は平均16万5409円/坪まで上昇。変動率は5年以上プラスに転じています。これは、新潟市江南区の土地を求める人が年々増加傾向にある、成長トレンドと言っても過言ではありません。

新潟市江南区は交通の利便度が高い

新潟市江南区は、北陸道・磐越道・日東道の高速道路をはじめ、国道49号・403号などの広域幹線道路やJR信越本線も走る交通の要衝。通勤通学に便利で、買い物に便利な大型商業施設も建ち並んでいます。

新潟市江南区の駅地価ランキングを見てみると、数ある土地のなかでも亀田駅周辺の土地価格が高価格です。亀田駅の東口側には、BBQスポットとしても人気の「亀田公園」や、2つの高校が隣接。西口側の亀田大通り沿いには総合病院があるほか、たくさんの商業施設が営業しています。暮らしに欠かせない施設が充実している亀田駅周辺は特に人気です。

参考：土地代データ

亀田地区は「本当に住みやすい街大賞2022 in北陸」2位

住宅ローン専門金融機関であるアルヒ株式会社が2022年「ARUHI presents 本当に住みやすい街大賞」を実施。「発展性」「住環境」「交通の利便性」「コストパフォーマンス」「教育・文化環境」の5つの基準を設け、新潟県、富山県、石川県、福井県の4県から本当に住みやすい街が選定されました。このランキングで堂々2位に選ばれたのが、新潟市江南区の亀田地区です。

5つの基準のなかで最も高評価を得たのが「住環境」。選定委員会からは「新潟駅までJR信越本線で2駅と約10分、近隣には商業施設が立地し生活利便性が高い」とのコメントも挙がりました。

新潟市江南区の住み心地の良さは、亀田地区を筆頭に高く支持されていることがわかります。

新潟市江南区で特に地価が上昇している注目エリア

広い範囲で地価が上昇している新潟市江南区。地点ランキングでは、西町、亀田向陽、五月町、荻曽根といった亀田駅近くの土地が上位を占めていますが、駅から少し離れたエリアでも成長を見せている土地があります。注目度高まる3つの注目エリアを見ていきましょう。

新潟市江南区曙町3丁目

【地価変動率】+3.24％（2024年2月現在）

【地価】2万5500 円/m2　【坪単価】8万4297 円/坪

福島県と新潟市中央区をつなぐ国道49号沿いに位置する曙町。全国第一号の印刷工業組合がある、印刷団地としても知られています。亀田駅からは3kmほど離れますが、学校、企業、商業施設も充実する、暮らしに便利なエリアです。

新潟市江南区横越中央5丁目

【地価変動率】+2.79％（2024年2月現在）

【地価】2万2300 円/m2　【坪単価】7万3057 円/坪

阿賀野市に隣接する横越中央には、「PLANT-5 横越店」「蔦屋書店 横越バイパス店」など商業施設が充実。曙町と同じく国道49号沿いにあり、物流や人の往来に強いエリアでもあります。

県内外から観光客が訪れる「道の駅あがの」や「よこごし公園」など、ファミリー層には嬉しい遊び場が充実していることも、地価の上昇に影響しているようです。

新潟市江南区早通4丁目

【地価変動率】+2.76％（2024年2月現在）

【地価】2万2300 円/m2　【坪単価】7万3719 円/坪

「アピタパワー新潟亀田店」「イオンモール新潟南」から程近い早通は、2000年代以降に開発された新興住宅地です。新しく家を建てる方が多く、土地を探している方が多いエリアといえます。

亀田駅から3.5kmほど離れてしまいますが、バスの路線が多く、車を持っていなくても移動しやすいのがこのエリアの魅力です。

新潟市江南区で不動産売買をするならここがおすすめ

地価が継続して上昇している新潟市江南区は、不動産購入を検討される方がたくさんいます。不動産売却に適したエリア、反対に、新潟市江南区で地価が下落傾向にある購入に適したエリアについてもまとめました。

最も変動率の高かった「亀田大月」が売り時

新潟市江南区では、西町（坪単価30万2479 円/坪）、亀田向陽（28万4297 円/坪）などの亀田駅近くは比較的高価格となっていますが、亀田駅からおよそ1kmの亀田大月は坪単価9万9173 円/坪と、少し地価が下がります。しかし、最新基準地価では、前年からの変動率が+3.45 ％と、区内トップの数値を記録。

駅から徒歩圏内でスーパーやコンビニ、飲食店もある穴場エリア。亀田大月の土地や住宅をお持ちの方は今が売り時と言えます。

新潟市江南区で土地を買うなら「亀田本町」「木津」が狙い目

土地価格が上昇傾向にある新潟市江南区にも、価格が落ち込み購入に適したエリアが2つあります。

1つ目は、亀田本町。亀田駅から歩いて巡ることができる商店街には、地元民が愛してやまない飲食店、菓子店など、暮らしを豊かにしてくれるお店が点在しています。

2つ目は、新潟市江南区と秋葉区の境目にある「木津」。木津工業団地にはたくさんの企業があるだけでなく、小阿賀野川沿いの街にはゆったりと過ごせる癒やしのスポットもあります。

今後、土地価格が上昇する可能性もあるため、購入は早めにご検討いただくのがよいかもしれません。

まとめ|新潟市江南区の不動産の売却・購入は不動産の専門家に相談を

地価の上昇は不動産の売り時であり、逆に下降は不動産購入を検討するきっかけにもなります。新潟市江南区の不動産の査定や売却のタイミングのご相談は、不動産のプロである当社にお気軽にお問い合わせください。

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