コラム
2024.08.21 【賃貸オーナーが収支管理を行うならこれ一択】大家のヤモリを実際に使ってみた
竹鼻不動産事務所 株式会社ふるさと不動産総研 代表の竹鼻です。
本日は、クラウド収支管理アプリ 大家のヤモリを実際に使ってみた所感についてお話しします。
大家のヤモリとは?
「大家のヤモリ」は賃貸オーナー向けのクラウド収支管理アプリです。
主に収支シミュレーションとキャッシュフロー管理の機能を提供しています。
クラウド上で操作ができるため、インターネット環境さえあればどこでも利用可能です。
作成した収支シミュレーションや収支管理表はPDFやCSVで出力可能で、銀行への融資打診の際にも活用できます。
収支シミュレーションの作成
「大家のヤモリ」では、シンプルな設計ながらも精度の高い収支シミュレーション(損益計算書とキャッシュフロー計算書)が作成できます。
融資を受けて収益物件を購入する場合、損益計算書上は黒字でもキャッシュフローは赤字になってしまうことは多々ありますので、それを瞬時に確認できるのは大変有難い機能です。
入居率や賃料下落率、運営経費や借入条件も組み込めるので、現実に即した収支を作成できます(私が言うのもどうかと思いますが、不動産業者から提供される収支は甘めであることが多いので…)。
慣れてくれば1物件あたり10分もかからずに収支を作成できるかと思います。
収支管理(キャッシュフロー管理)
月間・年間の収支状況(シミュレーションではなく実際の数値)や入居率、滞納の有無を確認でき、物件を複数保有している場合でも物件ごとに収支状況を把握できます。
また、支出項目を細かく入力できるので、どこにどれだけの費用がかかっているのかを瞬時に確認可能です。
作成した収支管理表はCSVで出力できるので、銀行提出用の資料作成(入居率や収支実績を説明するため)を簡単に行えます。
利用料金と機能
収支シミュレーションと収支管理の機能は無料で利用できます。
入力代行などのオプションサービスは有料です。
ただ、無料の範囲で十分に活用できるかと思います。
追加で欲しい機能(欲を言えば…)
IRR(内部収益率)や損益分岐点の確認機能が追加されれば、さらに利便性が向上しますが、現状でも賃貸オーナーに非常に有用なサービスだと思います。
おわりに
竹鼻不動産事務所では、賃貸オーナー様からのご相談(満室経営や収支管理)を受け付けております。
物件購入から賃貸運営、利益確定の売却までを一気通貫でお手伝いが可能です。
ご相談をご希望の方は、問い合わせフォーム(その他を選択いただき、お問い合わせ内容に賃貸相談とご入力ください)よりご連絡ださい。
皆様からのお問い合わせを心よりお待ちしております。
竹鼻不動産事務所 株式会社ふるさと不動産総研
代表取締役 竹鼻 宏幸