新潟市秋葉区の最新地価情報!地価動向から売り時・買い時を考察
新潟市の中心部から車で30分ほど。
都市としての便利さを感じつつ、少し走れば自然が広がる――そんな距離感が心地よいのが、新潟市秋葉区です。
2016年には、移住や定住を後押しする情報発信の取り組みとして
アキハスムプロジェクト
もスタートし、最近では子育て世帯を中心に名前を聞く機会が増えてきました。
この記事では、新潟市秋葉区の地価の動きを軸にしながら、
「どのエリアが選ばれているのか」「売るなら・買うならどこか」
といった視点で整理しています。
これから家づくりを考えている方も、
今ある不動産をどうするか迷っている方も、判断材料のひとつとして読んでみてください。
新潟市秋葉区の地価|ここ数年の動きはどうなっている?
秋葉区は、急激に価格が上がるエリアではありません。
その分、大きく下がりにくいという特徴があります。
実際、2019年から2023年までの基準地価を見てみると、数字はほぼ横ばい。
上がった年も下がった年もありますが、その幅はかなり小さめです。
【新潟市秋葉区|基準地価平均】
| 年 | 地価(㎡) | 坪単価 | 変動率 |
|---|---|---|---|
| 2019年 | 37,835円 | 125,076円 | – |
| 2020年 | 37,739円 | 124,757円 | -0.38% |
| 2021年 | 37,707円 | 124,651円 | -0.25% |
| 2022年 | 37,767円 | 124,852円 | ±0.00% |
| 2023年 | 37,864円 | 125,171円 | +0.08% |
参考:
土地代データ
数字だけを見ると地味に感じるかもしれませんが、
「価格が安定している」というのは、住まい選びや売却を考える上では意外と大きな安心材料です。
秋葉区の中でも、やはり人気は新津駅周辺
秋葉区内で地価が高めに出やすいのは、新津駅周辺です。
新津駅周辺の平均地価は、おおよそ4万円/㎡台。
区全体の平均より、少しだけ高い水準になります。
新津は、鉄道の町として栄えた歴史があり、
今でも駅周辺を歩くと、どこか懐かしさを感じる雰囲気があります。
JR信越本線で新潟駅までは約20分。
通勤や通学を考えると、この距離感がちょうど良いと感じる方も多いようです。
車移動が前提でも困らない道路環境
新潟で暮らすなら、どうしても車は欠かせません。
秋葉区は、国道403号線(新津バイパス)や国道460号線など、
区内外をつなぐ道路が比較的整っており、磐越自動車道へのアクセスも悪くありません。
市内中心部へ通勤している方でも、
「思ったより時間がかからない」と感じるケースが多いエリアです。
最近、地価が少しずつ動いているエリア
秋葉区全体は落ち着いた相場ですが、
場所によってはじわっと価格が動いているところもあります。
結字内畑(荻川駅周辺)
地価は区の平均より低めで、
「土地は広く取りたい」「コストを抑えたい」という方に選ばれやすいエリアです。
荻川駅周辺には昔ながらの飲食店も多く、
派手さはないものの、暮らしやすさを感じる方が多い印象です。
荻島2丁目
学校や公園が近く、
子育て世帯からの問い合わせが比較的多いエリアです。
駅からの距離と生活環境のバランスを重視する方には、検討しやすい立地と言えるでしょう。
さつき野1丁目
新津駅と荻川駅の中間に位置する住宅地で、
整った街並みと生活利便性の高さが特徴です。
価格帯はやや高めですが、
「住み替え」「将来の資産性」を意識する方から選ばれています。
秋葉区で不動産を売る・買うなら
売却を考えるなら
新津駅周辺や、さつき野エリアは、
比較的安定した需要が見込める場所です。
すぐに売る予定がなくても、
一度査定をしておくことで、判断がしやすくなるケースもあります。
購入を考えるなら
矢代田駅周辺は、価格帯が抑えめで、
自然や文化施設が身近にある点が魅力です。
静かな環境で暮らしたい方や、
長い目で住まいを考えたい方には向いているエリアです。
まとめ|迷ったら、数字だけで決めないことも大切
地価は大事な判断材料ですが、
それだけで答えが出ることは、実はあまり多くありません。
新潟市秋葉区での不動産売却・購入については、
地域の事情を知る専門家に相談しながら進めるのがおすすめです。

