コラム
2024.08.19 新潟市南区の最新地価まとめ!売り手・買い手目線で押さえておきたいポイントを紹介
収穫体験ができる観光果樹園や300年の伝統を持つ白根大凧合戦など、豊かな自然と伝統ある文化が魅力の新潟市南区。新潟市内8区の中で、西蒲区、北区に次ぐ広大な面積を持ち、ゆったりとした生活が送れる住み心地のいい穴場エリアです。
今回は、新潟市南区の土地売買に関する最新データをもとに、この地域の生活の特徴や注目エリアをご紹介します。
【新潟市南区】新潟市南区の土地価格相場の最新動向
新潟市南区の土地は、市内8区の中では比較的に低価格となります。直近のデータと合わせて南区の特徴を見ていきましょう。
新潟市南区の地価は下落傾向が継続
新潟市南区の直近5年間(2019年〜2023年)の基準地価のデータがこちらです。
【新潟市南区 基準地価平均】
年 |
地価 |
坪単価 |
変動率 |
2019年[令和元年] |
2万4,318円/m2 |
8万390円/坪 |
– |
2020年[令和2年] |
2万4,068円/m2 |
7万9,564円/坪 |
-0.98% |
2021年[令和3年] |
2万3,890円/m2 |
7万8,978円/坪 |
-0.77% |
2022年[令和4年] |
2万3,768円/m2 |
7万8,572円/坪 |
-0.60% |
2023年[令和5年] |
2万3,627円/m2 |
7万8,106円/坪 |
-0.67% |
参考:土地代データ
新潟市南区の地価は下降を続けています。この傾向は20年以上続いており、購入需要の減少が考えられるため、売却をお考えの方はさらなる価値下落を避けるためにも早めの土地売却が推奨されます。
しかし、地価下落はネガティブなことばかりではありません。土地購入希望者にとっては、コストを抑えることができ、「理想の家」を実現しやすくなるというメリットがあります。
ここからは、新潟市南区の生活の魅力や特徴についてご紹介します。
移住者に人気の「農」が盛んなエリア
新潟平野の中心部にある南区は、古くから農産物の生産が盛んなエリア。米や野菜、果物の栽培を通じて豊かな生活を送りたい方に最適です。首都圏からの移住を検討中の方は、リモートワークと畑作業を組み合わせたライフスタイルもかないます。
観光果樹園が豊富。食を身近に楽しめる
新潟市南区は、ブランド西洋梨「ル レクチエ」の栽培面積で全国一位を誇り、果物の収穫体験ができる果樹園が多数あります。また、子どもたちが農業を学ぶ日本初の公立教育ファーム「アグリパーク」もあり、楽しみながら食を学べる施設が充実しています。食育に理想的な環境が整っているため、ファミリー世帯におすすめの地域です。
マイカー中心の生活におすすめ
新潟市南区は電車が通っておらず、主要な公共交通手段はバスです。そのため、この地域では自動車利用率が高く、自動車分担率は82.3%(平成28年新潟市内都市交通特性調査)と、8区の中で最高値を記録。南北に国道8号、東西に国道460号が通っているため、車を利用する方にとっては便利な生活環境が整っています。
新潟市南区で地価が上昇している注目エリア
南区全体で見ると地価は下落傾向にありますが、地点ランキングでは区内2カ所で地価が上昇していることが分かります。
新潟市南区大通南4丁目
【地価変動率】+1.61%(2024年7月現在)
【地価】3万1,500円/m2 【坪単価】10万4,132円/坪
新潟市西区寄りの大通エリアは、国道8号に近接し、市内中心部へのアクセスが便利です。近隣には「新潟市立大通保育園」「新潟市立大通小学校」、そして「大通ふれあい公園」があり、子育て世帯におすすめの環境です。
新潟市南区和泉字家西
【地価変動率】+0.36%(2024年7月現在)
【地価】2万7,600円/m2 【坪単価】9万1,239円/坪
地価は上昇傾向にありますが、坪単価が10万円を下回り、経済的に暮らしやすい注目エリアです。南区の中心部まで車で約5分と利便性が高く、区役所やショッピングセンター、病院、飲食店などが集積しています。周辺は田園風景が広がり、のんびりとした暮らしを楽しめるでしょう。
新潟市南区で不動産売買をするならここが狙い目
新潟市南区内で不動産売却に適したエリアと購入に適したエリアについても考察していきます。
新潟市南区で土地を売るなら「新潟市立大通小学校」付近
南区内で唯一、変動率が1%を超えてプラスを記録した大通南。需要の伸びから、購入時よりも高値で売却できる可能性があります。この地域に土地や住宅をお持ちの方は、売却を検討する良いタイミングといえるでしょう。
新潟市南区で土地を買うなら「白根日の出町」に注目
南区の地点ランキングで最も地価が高い上下諏訪木(地価4万2,000円/m2、坪単価13万8,842円/坪)と1kmほどしか離れていないのにも関わらず、坪単価が約5万円低い白根日の出町は、購入希望者にとって注目すべき地域です。2024年3月には同エリアに「無印良品 新潟白根」がオープンし、話題となりました。将来的な地価上昇の可能性を考慮し、早めの購入が賢明です。
まとめ|新潟市南区の不動産の売却・購入は不動産の専門家に相談を
地価の上昇は不動産の売り時であり、逆に下落は不動産購入を検討するきっかけになります。新潟市南区の不動産の査定や売却のタイミングのご相談は、不動産のプロである当社にお気軽にお問い合わせください。
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